以前、この日記に書いたことがありますが、僕の毎朝の日課は、新聞の全国4紙(朝日、毎日、読売、産経)の社説(産経は主張)を読み比べることです。そのきっかけとなったのが、数年前に読んだこの本。新聞はどれも一緒だと思ったら大間違いですよ。特に、各紙の論調が色濃く出る社説は…。例えば昨日、全紙が揃って「小泉首相の靖国神社参拝」を載せていましたが、各紙の論調はバラバラ。簡単に言えばこうです。朝日、毎日、の両紙は、「中国、韓国との関係を考えて絶対に参拝すべきではない」。一方、産経は、「国民と約束した年に1度の靖国参拝を継続したことを素直に評価したい。今後、誰が次期首相に選ばれたとしてもそれは継続してもらいたい」。また読売は、参拝の是非を避けながら「首相の説明が足りない」と。どうです?面白いでしょう。皆さんは、この問題、どの新聞の意見に同調しますか? 僕は……。