石井百恵さんの日記をマネして僕も本の紹介をします。この前の「第2回愉快な仲間たちの会」で、ゴリと話をした際に話題に挙がったのが、日頃、どんな本を読んでいるかということでした。それによると、ゴリは、ああ見えて、「松下幸之助」(松下電器創業者)や、「本田宗一郎」(本田技研工業創業者)の著書を愛読しているとのこと。この手の本は僕も大好きなので、読書の秋だし、写真の3冊を読んでみました。大企業の創業者の方たちの語る一言一句にはズッシリとした重みがあります。3者それぞれが強烈な個性を持っておられますが、共通した考え方がいくつもあるように思えます。まず1つは、「好きなものをやり続けることの大切さ」。また、「企業は社会の1部であり、日本的ものづくりに励め」とも強調しています。会社が株や土地の値上がりで儲けたりするのはおかしいと。今、経済界を騒がせている株主利益を最優先にする市場原理主義的な考えとは違います。同じお金を儲けるにしても、○○エモンや○○ファンドとは一線を画しているようです。3者とも、人間の器がデカすぎて自分自身の参考にならないような気もしますが、「物の考え方」はしっかりと持とうと思いました。