先日、本屋さんでこんな本が僕の目に飛び込んできました。読み終えて改めて、皇位継承は男系男子でなければならないと確信しました。僕の大好きな著者3氏の鼎談は、様々な視点から「女系天皇論」に異を唱えていてとても勉強になりました。その中で八木氏は、天皇・皇族なる所以とは、人格があるとか能力があるとか、教養や財力が優れているというのは二の次、三の次の問題で、血統上の根拠にこそ重みがあると言っています。つまり純粋な男系継承こそが、天皇・皇族の正統性の根拠だと。純粋な男系以外はすべて女系であり、実はこの女系が一般国民なのです。僕たち一般国民は皇室から見れば、女系の子孫ってことです。こう考えると、もし女系天皇が誕生してしまったら天皇・皇族と一般国民の違いがなくなってしまうのです。それは即ち、天皇制廃止論へと向かっていくのではないでしょうか? 小泉首相はじめ「有識者会議」のメンバーは、このようなことを理解しているか疑問です。僕はこの人たちを実に怪しく思っています。