昨日の日記に続いて、今日も野球日本代表の話題を1ネタ。
WBC初代王者に輝いた日本代表が22日夜、成田空港着のチャーター機で約2週間ぶりに凱旋帰国しました。そして明日25日(土)からは、休む暇もなく、パ・リーグが開幕します。代表監督でもありソフトバンクの監督でもある王監督は、所属チームのキャンプ終盤とオープン戦など、1番大事な時期を留守にしたまま開幕を迎えることになります。こうしてみると、決して得な役回りではない代表監督。それを快く引き受けたのは、「絶対に世界一になり、日本の野球を世界にアピールしたい」という王監督の信念にほかありません。日本チームを戦う集団に導いたリーダーが、グラウンド内ではイチロー選手、そして全てを包み込むようにリードしていったのが王監督でしょう。
今大会を通じて、『世界の王』の偉大さを改めて実感しました。「王さん、そして王さんの率いる日本チームと同じグラウンドに立てるのは特別な気分だ」と米国のマルティネス監督は話したそうです。また、868本という最多本塁打記録を持つ王監督には、外国メディアも「ミスター・オー」ではなく、尊敬の念を込め日本語で「王さん」と呼びかけていたとか。そして僕が1番印象に残ったのが、優勝後のインタビューでイチロー選手が語った言葉です。「王監督の野球人としての品格を見習いたい…」。こんなコメントを言われる側の王監督も凄いけど、そういうところに価値観を持ってさり気なくコメントするイチロー選手もまた凄いや!
超一流と名の付く人は「品格」が備わっていますね。