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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2006年 3月 27日 コメディアン・志村けん

 産経新聞2面に、『話の肖像画』という著名人のインタビュー形式による連載記事があり、いつも楽しく読んでいます。先週から8回にわたって連載されていたのが、『バカ殿様のコント魂』と題した、コメディアン・志村けんさんの記事。昨日この記事を読んでいると、ふと、「そういえば、数年前に『志村流』という本を読んだっけなぁ!?」、と思い出し、本棚から引っ張り出してパラパラ〜っと読み返してみました。

 『バカ殿様』、『変なおじさん』、『ひとみばあさん』など、いろいろなキャラクターを持つ志村けんさんですが、39歳の僕にとって、『志村けん』=『8時だヨ!全員集合』のイメージが強いんです。最高視聴率50%を誇ったという怪物番組の『全員集合』ですが、確か、『オレたちひょうきん族』の出現によって次第に視聴率が低下し、番組打ち切りに追い込まれたんでしたよね。当時、クラス中の誰もが『ひょうきん族』派だった中、僕1人だけが『全員集合』派で、みんなからバカにされた記憶があります。僕にとっては、『タケちゃんマン』よりも『東村山音頭』、『アミダばばあ』よりも『ヒゲダンス』だったのです(苦笑)。このように、僕は、当時から志村けんさんが大好きでしたが、今は、その時よりも、もっともっとも〜っと大好きです。「志村けん」といえば、今や芸能界での大御所中の大御所。そんな志村さんが、今現在でもコントで身体を張り、時には若手芸人と一緒に全裸になったりもするんですから。そんな姿に、コメディアンとしてのプロ根性を感じます。マジで格好エエです(ビートたけしさんにも同じ感情を抱きます)。

 この『志村流』(マガジンハウス)は、芸能界の大御所、志村けんが語る、金、ビジネス、人生の成功哲学です。この春、就職される新入社員さんにオススメの1冊かもしれません。例えば、「常識のない奴に成功なし」、「仕事の最初の掟、それは礼儀だ」、「準備に全力投球しろ!そして、それを見透かされるな」などなど。志村流に、ユーモアを交えながら書かれています。そして、本の最後にはこう書かれています。
「何事においても、本来の目的を見失わないことが大事。だから、迷ったり、うまくいかなくなったら、もう1度、勇気を出して原点に帰ってみる。これって、誰にでも当てはまる人生のセオリーかもしれないな」。
この言葉、今のサンフレにも当てはまるような…。