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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2006年 3月 28日 たまごっち

 昨夜、仕事が終わって家に戻ると、突然、娘が泣きながら駆け寄って来るではないですかぁ!
「お父さ〜ん、汐音のお友達が死んじゃった〜!ウェ〜ン!」。「な・なにぃ〜!? 誰が死んだんじゃ!?」。
な〜んてことはありません。これ、ゲーム『たまごっち』のお話。

 数年前、世間に一大旋風を起こした『たまごっち』は記憶に新しいと思いますが、今現在の『新たまごっち』は、それとは比べものにならないほどグレードアップしています。あまりにも高度というか難しすぎて、ゲーム音痴の僕には手が出せません。簡単に説明するとこんな感じです(写真のガイドブックを読みながらですが)。

 『たまごっち』には、生まれたときから3種類に分類されます。賢さが10の「まめ族」。オシャレさが10の「めめ族」。そして、やさしさが10の「くち族」です。この『たまごっち』を大切に育て、その成長していく過程がゲームの醍醐味。幼児期、反抗期、産卵期、そして、老後と、それぞれでの時期に応じて育てていきます。食事や睡眠はもちろんのこと、歯みがきもさせないといけないし、お風呂にも入れてやらなきゃダメです。また、幼児期には、幼稚園やたまごっちスクールに通い始めると、10時30分に先生が家庭訪問に来てくれて、一緒にお遊戯したり勉強したりもするんですよ。凄いでしょ。もちろん、その後は就職もしなきゃいけないし…。もう、これ以上僕には説明できそうにありません。

 でもって、冒頭の『たまごっち』の死因ですが、ズバリ!「栄養失調」です。
その日、我が娘は1階のおばあちゃんの部屋で大はしゃぎしていて、たまごっちのお世話をすっかり忘れていたのです。「おなかメーター」がゼロのまま12時間が経過してしまったたまごっちは、あえなく死亡ってわけです。「死」は悲しい出来事ですが、不謹慎を承知で言わせてください。この死ぬときが笑えるのです。たまごっちが死にそうになる、その2分前に死神が現れてそのまま死んでしまいます。でも、死んでしまったたまごっちを供養しておけば、死神を追い払ってくれるのです。ただし、助けてくれるのは1度だけ。どうです?笑えるでしょ!?

 生まれてはじめて、大好きな人?の「死」を実感し、号泣する4歳の娘。そして、その可愛い1人娘に、「人の生と死」について一生懸命に説明する父親。傍から見れば微笑ましい光景のようですが、それにしても、このような大切なことを、まさか『たまごっち』を通して言い聞かせるとは…。良かったのやら?悪かったのやら???