サムライ吉田安孝サンフレッチェ広島を斬る! 広島のサッカーを、スポーツを盛り上げよう!!

サムライ吉田の蹴球戦国史 トップページ > 日記 > プロの流儀

カテゴリ一覧

サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2006年 5月 23日 プロの流儀

 スポーツジャーナリストの義田貴士(よしだ・たかし)君を、みなさんはご存知でしょうか? イチロー選手や松井選手など、野球選手と親交が深いことで有名な、元テレビ朝日のプロ野球担当記者です。現在はフリーのスポーツジャーナリストであると同時に、俳優としても活動している異色の経歴を持つ義田貴士君(本名・吉田貴志)。そんな彼の敬称を、僕がどうして「君」にしたかというと、実は、高校時代(広島国泰寺高等学校)の同級生だからです。僕はサッカー部、タコ吉田(彼の高校時代のあだ名)は野球部で、お互い、3年間、大小の違いはあれど、同じ球を追い続けて青春時代を過ごした間柄です。タコ吉田の活躍ぶりは、いつもテレビを通して拝見しており、友達としてとても嬉しく思っています。

 先日、『笑っていいとも!』(フジテレビ)を見ていたら、彼がゲスト出演して、著書『プロの流儀』(日本文芸社)の宣伝をしていました。友達想いの吉田君は、早速、書店に行ってその本を購入し、一気に読み上げましたよ。同級生の印税生活の一役を担ったわけであります。今度、会った時に、シコタマご馳走してもらお〜っと。東京の友人によると、先日、東京銀座で、新刊発売記念のサイン会が行われ、多くの人が集まっていたとのこと。
 
 ところで、本の内容ですが、イチロー選手や松井選手の親友であるタコ吉田ならではの、選手たちの極秘ネタが満載です。テレビ画面では決して見ることのできない、素のイチロー、素の松井が垣間見え、その中に、真の『プロの流儀』を感じ取ることができます。その他にも、巨人の原辰徳監督や上原投手、そして長嶋茂雄名誉監督などについても書かれており、とても興味深く読ませていただきました。

 また、最終章には、「夢をあきらめない」と題した、自身についての生きざまも書かれています。テレビ朝日を退社し、俳優を目指そうと決意した経緯。そして、そのことを、イチロー、松井、原監督に、相談した時に受けた温かい言葉の数々…。そこには、「取材する人と、される人」、という関係を超えた、「ひとりの男と、ひとりの男」の強い絆を感じずにはいられません。きっと、これは彼の一生の財産なのでしょう。

 スポーツジャーナリスト兼、俳優の義田貴士をこれからも応援していこうと思います。そして、タコ吉田を、高校時代と同様に、これからも思いっきりからかっていこうと思います(笑)。