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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2006年 6月 02日 熱血高校教師

 昨日(6/1)のNHKスペシャル(22時〜22時45分)を見て感銘を受けました。
それは、日本代表の川口選手や小野選手などを育てた熱血教師にスポットを当てた番組内容でした。
その熱血教師とは、清水商業高校サッカー部・大滝雅良監督(54)。大滝さんは、高校サッカー界の名将監督であると同時に、いち高校教師でもあります。そんな大滝さんの指導方針は、サッカーにおいても学業においても、常に一貫しています。「教師の仕事は教えることではない。考えさせることだ!」と。強烈なリーダーシップで、子供たちに道筋を与え、問題を投げかけながら1つひとつの壁を乗り越えさせていく指導法です。そして大滝さんは、「勝つことよりも大事なこと」があると言います。

 ある日、サッカー部員の1人が革靴のかかとを潰して履いていたのを発見し、部員全員の靴をチェックしていました。「服装の乱れ、生活態度の乱れが、そのままグランドにあらわれる! そういうヤツはサッカーをやる資格はない!」、と、子供たちに対して毅然とした態度で指導していました。過去にも、同じような理由で、主力選手を大事な試合でメンバーから外したこともあるとか。

 大滝氏は指導者についてこう語っていました。「私は、監督や先生、というのではなく、教師でありたい」と。
そして、「自分の気持ちをさらけ出し、真剣に相手のことを考えることのできる指導者でありたい」と。
この番組を見て、何人の人が、自分の子供もこのような教師にあずけたいと思ったことでしょう。

 そういえば、某ユースチームの熱血監督さんも、これと同じ臭いがするなぁ…。