サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る！ 広島のサッカーを、スポーツを盛り上げよう!!
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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る！
2006年 6月 27日 武士道
先日の『元気丸』（広テレ・日曜よる10時56分〜）放送終了後、野球解説者の山本浩二さんを始め、番組出演者、そしてスタッフ数名を交えて、会社の1階ロビーで軽い打ち上げ会を行ないました。
浩二さんと一緒に飲むときのビール銘柄は、必ず「サントリー」です。何故なら、以前、浩二さんが「サントリー・モルツ」のCMに出演していたからです。この日、用意されていたのが、サントリー『ザ・プレミアム・モルツ』。
「どうだ？吉田？ このビール美味いだろ!? これは世界のコンテストで2年連続の最高金賞を受賞したんやぞ！ そこらのビールと、ちょっと味が違うやろ!? どぅやっ？」（浩二さん）。
「いえ、僕はキリン派です。『クラシック・ラガー』のほうが美味いっす！」。な〜んて、言えるわけありません。
そこで僕は、最高の笑顔で、「はい！めちゃめちゃ美味いっす!! 何だか高級感がありますよねぇ！ 今日から僕もサントリーに切り替えますわ〜」と、心にもないこと？を言っちゃいました（苦笑）。
ビールを飲みながら、夜な夜な、ワールドカップの話や、カープ・サンフレの話で盛り上がる中、いつしか話題は、ここ最近、頻繁に起きている少年による凶悪犯罪へと…。浩二さんは真顔で、こうおっしゃっていました。
「このままでは日本がなくなってしまうぞ」と。僕もそう思います。そこで、どうすれば良いのかを皆でウダウダと話し合いました。色々な意見が出ましたが、最終的には「教育（道徳教育）」に尽きるのではないか、と。
その「教育」として最適なのが、『武士道』（新渡戸稲造・著）ではないか、と僕は思っています。
武士道には、『義』・『勇』・『仁』・『礼』などの精神があります。『義』とは、正義、正しい道のこと。『勇』とは、「義」をなすこと、つまり、正しいことをすること。『仁』とは、「武士の情け」というように、弱者、劣者、敗者に情けをかけること。『礼』とは、自分の主張をおさえ低くなること。
以上、武士道精神について大まかに記しましたが、僕自身も、まだまだ理解しきれないことが多くあります。
今後、何度も何度もこの本を読み返し、人生の教科書にしていこうと思います。皆さんも、1度は読んでみてください。いや、絶対に読むべき、かもね。
最後に、著書の中で、新渡戸稲造先生が、「武士道の将来」について書かれている1部分を紹介します。
「武士道は、1個の独立した道徳の掟としては、消え去ってしまうかもしれない。しかしその力は、この地上より滅びはしないであろう」。
