先日、NPO法人広島経済活性化推進倶楽部の設立5周年記念講演会を拝聴してきました。
講師は、藤村正宏氏(フリーパレット集客施設研究所主宰)。藤村氏は、体験を売るという「エクスペリエンス・マーケティング」の考え方で、集客施設や会社のコンサルティングを行なっており、コストをあまりかけない、誰でも簡単にできる手法により、圧倒的な成果をあげています。
難しく、とっつきにくい話だと思っていたのですが、とても楽しく、しかも、とても勉強になる講演内容でした。2時間がアッという間に感じられ、もともと影響されやすい単細胞の僕は、すっかり藤村信者になってしまいましたよ(笑)。そこで、教祖様?の著書を4冊ほど購入して読んでみました(正確には2冊目を読んでいる最中です)。
商品・サービスを売って、売り上げを伸ばすには、お客様に「モノ」を売るのではなく、「体験」を売らなければならない、と。例えば、最近たくさんお店ができている、アメリカのカフェチェーン「スターバックス」。いつもたくさんの人がコーヒーを飲み、とても流行っています。これって、ただ単においしいコーヒーを売っているわけではありません。店内で飲むにしろ、テイクアウトするにしろ、スターバックスの提案する「カフェ体験」を売っているのです。その「カフェ体験」がステキだから、流行っているのです。このような実例をいくつも挙げながら、どうすればお店が流行るか、商品が売れるかを提案しています。
様々な職種にあてはまる「エクスペリエンス・マーケティング」、とても勉強になりました。