遅ればせながら、観音高校サッカー部、高校日本一おめでとう!!
全国高校総体(インターハイ)のサッカー決勝は8日、大阪長居陸上競技場であり、観音高(広島)が2−0で初芝橋本高(和歌山)を下し、初出場にして初優勝という偉業を達成しました。観音高校サッカー部のみなさん、OBのみなさん、そして畑喜美夫監督、本当におめでとうございます。
「2年前よりチーム力は落ちている」(畑監督)はずが、何故、こうして優勝できたのか? それは、サッカーの基本に立ち返って、走って走って走りぬいたことに尽きます。今年の新チームになったとき、畑監督は夏のインターハイに照準を絞って、走り負けないチーム作りをやる、と言われていました。それを有言実行した監督も凄けりゃ、選手もまた凄いです。高校日本一、本当におめでとうございます。次なる目標、冬の選手権に向けて更なるチャレンジに挑んでください!
ところで、近年の観音高サッカー部の強さを見て思うのですが、この年代の強いチームというのは、サッカーだけを強化しているのではない、ということです。高校生としての基本がしっかりしている、と。(サンフレユースにも同じことが言えるのかも…)
高校生の本分とは、勉強や集団生活における基本など多岐にわたり、その中の1部にサッカーなどの部活があるわけです。サッカーだけを一生懸命にやり、他をおろそかにしていたのでは、高校生として失格です。
畑監督はそういうことも考えながら、子供たちと接しているのでしょう。僕は、観音高サッカー部員と会った時、いつも感心することがあります。その1つが、挨拶の素晴らしさ! 1人ひとりが、大きな声で「こんにちわッ!」、「失礼しますッ!」と。この高校生らしい、若者らしい、爽やかで素直な態度は、きっと全ての面においてプラスのスパイラルを生む、と確信しています。今回の観音高校サッカー部のインターハイ優勝は、そんなことも感じることができました。広島県代表の観音高校サッカー部のみなさん、おめでとう!
写真は、長島清隆アナウンサー(広島テレビ)の『長島リポート』から拝借したものです。