サムライ吉田安孝サンフレッチェ広島を斬る! 広島のサッカーを、スポーツを盛り上げよう!!

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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2006年 8月 28日 第20節 鹿島戦

 素晴らしい勝利でした。遠くはるばる鹿島まで行った甲斐があるってもんです。この日も、多くの紫のサポーターがゴール裏に陣取っていましたが、誰もが、「これじゃけん、応援はやめられん!」、と思ったに違いありません。サポーターのみなさん、素晴らしい応援をありがとうございました。

 さて、この試合の勝因ですが、挙げるとキリがないような気がします。まずは、青山選手のワールドクラス級のスーパーゴール! 僕は、記者席のスタンド最上階から見ていたのですが、揺れながらゴールに吸い込まれていくボールの軌道がはっきりとわかりましたからね。とにかく凄かったっす! 軸足をボールより前に置いて、右足の膝をかぶせるようにして打ち抜いたシュートは、まさに圧巻でした。そのほかにも、柏木選手のルーキーらしい攻守にわたっての積極的なプレーや、守護神下田選手の神がかり的なスパーセーブ。また、3バックの連係された守備と、攻撃の起点となる安定したビルディングアップなど、全てにおいて今シーズン1・2の内容だった、と思います。そして何よりも僕が評価したいのが、試合を決定付ける2点目を奪ったこと、全選手が2点目を奪いにチャレンジしていたことです。その代表例が、森崎浩司選手。彼は、ここ数試合、得点にこそからんではいませんが、攻守にわたって献身的な働きをしています。この日も、1対0でリードしている中、2点目を奪いに、相手陣内で積極的にディフェンスを仕掛け、ボールにくらいついていました。こうしたプレーの連続が、試合を決定付ける2点目へと結びついたのではないか、と思うのです。

 試合後、寿人選手は記者の質問に笑顔で答えていましたが、キリッと顔を引き締めて、こう言いました。
「次です! 次、ホームで勝たないと意味がありません。水曜日に勝ったとき、本当の笑顔をお見せしますよ」。

 明後日のジュビロ磐田戦、次こそホーム勝利を! みんなでホームスタジアムの雰囲気を作り出し、選手・サポーターが一丸となって勝利をつかみ取りましょう!