サンフレは昨日、2−1でジュビロ磐田を下し、ペトロヴィッチ監督のホーム初勝利を2連勝で飾りました。
両チームがガップリ四つで持ち味を出し合う、ハイレベルな素晴らしい試合だった、と思います。特に、前半45分間の戦い方が素晴らしかった。選手の気持ちの中に、「前半は0−0でOK!」という思いがあったのかどうかは定かではありませんが、得点こそなかったものの、この前半の戦い方を見て、僕はサンフレの成長を強く感じました。全員が動きながら落ち着いてしっかりボールを回し、試合のリズムを作っていたように思えます。時には、のら〜りくら〜り、と。しかし、一旦、トップのウェズレイに“くさび”が入ると、浩司、青山、柏木、服部などが次々と前へ飛び出していき、素早い攻撃を仕掛けていました。そして、相手が守備陣形を整えてブロックを形成したなら、また、のら〜りくら〜り、とペースダウンする。このように、試合状況に応じて臨機応変にリズムを変えて戦っていたのです。前半45分間が、こんなに早く感じたことはここ最近ありません。それほど、内容の濃い試合だった、ということではないでしょうか。結局、試合は、後半の寿人の2ゴールでサンフレが勝利しました。ロスタイム3分間で、あわや同点にされそうになるという課題も残りましたが、鹿島、磐田という強豪チームに勝利したことは、チームとして大きな自信になったに違いありません。今後、1歩1歩階段を上るように、強いチームへと成長していって欲しい、と思います。
ところで、ハーフタイムに僕は、記者席で一緒に試合観戦していた藤村アナ(HTV)とこんな会話をしていました。「え〜じゃん!え〜じゃん! 後半もこのままの調子でいけば、今日は絶対に勝てるでぇ! あとは誰が得点するか?じゃね」と。すると、藤村アナは間髪入れず、「絶対に寿人ですよ! 吉田さんは誰だと思います? いつものように賭けましょうよ〜ん」。「じゃあ、わしは浩司に3,000点!!」と、クイズダービーもどきに、ついつい勝負に乗っかっちゃいました。結果は、説明するまでもなく、寿人のワンダホーな2ゴールで見事サンフレが勝利! 藤村アナとの勝負に負けた僕は、後日、彼にビール飲み放題をご馳走してやらないといけません(涙)。あの野郎、ビールめちゃめちゃ飲むんだよなぁ…特に人のお金で飲むとなると…(苦笑)。まっ、しゃーない、負けは負けですもんね。男らしくおごっちゃるわい! その代わり、浩司におごってもらお〜っと(笑)。