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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2006年 9月 01日 総裁選

 安倍晋三官房長官が今日、自民党総裁選への立候補を正式に表明します。
既に出馬の意向を表明している谷垣禎一財務相や麻生太郎外相とともに、今後、どのような総裁選を展開していくのかを注目していこう、と思います (8日告示―20日投開票)。
とは言いながら、勝負の行方は始めから決まっているようなものですがね…。安倍氏の圧倒的優位が伝えられる中、各候補者が今後、どのような政権構想を僕たち国民に語ってくれるのか? とても楽しみです!

 みなさんは、この3名の中で誰に自民党総裁、即ち、総理大臣になってもらいたい、と思っていますか? そして、どんなことを政権構想の柱にしてもらいたい、と思っていますか? 僕個人の意見を言わせていただくなら、まず第1に、「教育改革」を柱にしてもらいたいです。そして、「憲法改正」や「安全保障」など…。
そう考えると、安倍氏が僕の理想かなぁ…?(麻生氏も安倍氏と似通った考えを持っておられますが…)。

 小泉政権では、構造改革の下で「勝ち組」と「負け組」がはっきり分かれ、格差社会の弊害がマスコミ等でクローズアップされました。そして、そこで生まれたのが、ホリエモンこと堀江貴文や、村上ファンドの村上世彰である、とマスコミはこぞって小泉政権を批判しました。しかし、本当にそうでしょうか? 彼らの問題は、そんな単純なことでしょうか? 僕は、もっと他に問題があるのではないか、と思います。それは、彼らが幼い頃から受けてきた教育だ、と僕は思っています。つまり、個人主義、拝金主義といった「戦後教育」の問題です。

 「法律に違反していないから問題ない」、「他人に迷惑がかかっていないから問題ない」。こういった考えを持っている以上、第2のホリエモン、村上ファンドは増え続ける、と思います。これをどうやってくい止めるか?
それは、「教育の再生」以外にない、と思うのです。
安倍晋三氏の著書『美しい国へ』(文藝春秋)には、こんな1文が書かれています(207頁)。
「教育の目的は、志ある国民を育て、品格ある国家をつくることだ。そして教育の再興は国家の任である」。

 総裁選に挑む3名の国会議員の先生方には、目先の政策を語ることももちろんやって欲しいのですが、是非とも、50年後、そして100年後の日本のあり方、日本のかたちを大いに語っていただきたい、と思います。