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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2006年 10月 11日 大学時代の友

 武田信玄『風林火山』のヴァンフォーレ甲府か? それとも、毛利元就『三矢の訓』のサンフレッチェ広島か?
この「蹴球戦国対決」、勝ち戦にしたのは甲府でした。サンフレは、自分たちのサッカーを全くさせてもらえず、完敗だったと言っていいでしょう。この試合についての感想は、「広島サッカー情熱劇場!」をご覧いただくとして、ここでは、その日の夜、東海大学サッカー部時代の旧友と再会した時のお話をちょっとだけさせていただきます。

 僕の出身大学の東海大サッカー部は、今でもそうだと思うのですが、当時、南は鹿児島から北は北海道と、全国各地から100名以上の部員が在籍していました。ですから、卒業して17〜18年になる今現在も、僕には、ありがたいことに親友(悪友)が全国各地に点在しているのです。サンフレのアウェイ取材で各地に出向いた際は、必ずその仲間たちに連絡をとって会うようにしています(かなり迷惑がられているような気もするのですが…)。
もちろん、今回も甲府にいる同級生の戸田くんに連絡して、約5年ぶりの再会が実現しました。試合後、これまた甲府在住の2年後輩のマッスーこと、増田くんが経営する居酒屋『ダンボ』にて、一緒に食事をすることに…。
マッスーとは卒業以来の、実に18年ぶりの感動的な?再会でした。2人とも、当時と全然変わってなく、まるで、あの楽しかった大学時代にタイムスリップしたかのようでした。でも、2人の話の端々には、僕が言うのも変ですが、年を重ねてきた大人の雰囲気を感じずにはいられませんでした。

 同級生の戸田は、ヴァンフォーレ甲府の前身である甲府クラブに以前、在籍していたことがあり、いわゆるヴァンフォーレのOBにあたります。今現在は、地元中学の教師をしていて、もちろん、子供たちにサッカーを教えています。大学時代はお酒をまったく飲めなかった彼ですが、今や大酒豪と変貌し、ビールをグビグビ飲みながら教育論やサッカー指導論について熱く語っておりました。このような情熱的な指導者が、きっと日本のサッカー界を支えているのでしょうね。そして、後輩のマッスーはと言うと、昔も今もまったく変わることのない大酒飲みの大バカ野郎です。当時、東海大サッカー部の寮で、宴会が行なわれている部屋には、常に、僕とマッスーがいたものです。そんな彼が今現在、居酒屋を経営しているのですから、立派なものです。安孝アニキは嬉しいぞぉ〜!

 実はこの日、マッスーの甥っ子さんが僕の来店を心待ちにしていました。日本代表の寿人と駒野のサインを僕にお願いするためです。そして、僕に恐る恐るサイン色紙と選手カードを差し出し、小さな声で「あの〜、これを……」。すると、マッスーが甥っ子に向かって強くこう言いました。「人に何かをお願いする時は、ちゃんと目を見て大きな声でお願いしなさいっ!」と。

 結局、5時間以上もの間、3人で飲み語り合いました。とにかく僕は昔の仲間に会えて嬉しかったし、何だかよくわかりませんが、とっても爽やかな気分になれました。その後、真面目な戸田は愛する奥さんと子供が待つ家に帰り、独身のマッスーと宴会バカの僕は、甲府の『キャバクラ』へ、ルンルン気分で向かったのでありました。その時の模様は、ナ・イ・ショ!!

【写真1枚目:左が熱血指導者の戸田、中央が大酒飲みの可愛い後輩マッスー、右は単なるアホ】
【写真2枚目:マッスーの甥っ子さんからお願いされた色紙&選手カード】