新たなサムライメンバー、塩崎浩作ジュニアユースコーチの「シオ日記」はいかがですか? いいでしょう!
僕は、彼の子供たちに対する一生懸命さが大好きです。こういった、明るく真面目で情熱的な若い指導者が、これからのサンフレッチェ広島を、そして、日本サッカー界を支えていくのではないか、と思います。
シオこと、塩崎コーチは毎月1回、「ジュニアユース通信」と題して、子供たちの親御さんに対して、活動状況などをまとめたレポートを配布しているようです。先日、その最新号を見せてもらいましたので、そのまま記載させてもらいます。ジュニアユースの子供たちと指導者の頑張りを少しでも感じ取っていただければ、と思います。
待ちに待った広島青少年文化センターの練習グラウンドが、このたび、ついに、人工芝に生まれ変わりました! 最新式の人工芝で、天候に関係なく、思う存分サッカーのトレーニングに打ち込める環境となりました。
これからは、より一層の、「がんばり」が求められます。環境が整えば整うほど、現状に満足してしまう傾向がある人間の“こころ”。ピッチを利用する上でのルールの遵守、マナー、現状に決して満足することの無い精神力を培いましょう。また、保護者の皆様のご協力も不可欠です。観戦場所、小さなお子様の躾、観戦マナーなど、施設を気持ちよく利用させていただきましょう!!
【U−15 Jリーグ選抜ブラジル遠征より】
自分は、今回のブラジル遠征に参加して、ブラジル人が相手でも、スピードに乗って自分のリズムでいけば、十分通用することがわかり、自信につながるところもありました。しかし、少しでも甘いところにボールを置くとすぐにスライディングタックルがきたり、相手に背中を向けると厳しいディフェンスが来たりしました。前を向いてどんどん、仕掛けていくことが大切だと思いました。この遠征で学んだことや課題をチームに持ち帰って実践したいと思います。
茶島 雄介
【高円宮杯広島県大会はじまる】
中学3年生にとっては最後の公式戦である高円宮杯の広島県予選が始まりました。地区予選では、代表決定戦で、安芸FCの驚異的な粘りの前に大苦戦、延長戦の末に3−1で勝利したものの、多くの課題を抱えていることは否めません。しかしながら、この試合を教訓に、県予選では、気を引き締めていかなければなりません。10月15日からは、中国大会切符を賭けたトーナメントがスタートします。普段のトレーニングで行っていることをそのまま表現できるよう、がんばります。応援よろしくお願いいたします。
【神戸の壁、高し…】
10月1日、中学1,2年生が神戸に遠征にいきました。対戦相手は、ウ゛ィッセル神戸ジュニアユース。昨年まで、ジュニアユースのコーチを務めていた古岡コーチ(現ウ゛ィッセル神戸スクールコーチ)が審判で協力してくれる中、どこまで自分たちの力が通用するのか、楽しみな一戦となりました。前回の対戦では、ヴィッセルの早いパス回しに翻弄された感があったので、それに対してどう対応するか、あるいは、攻撃する時間がどれだけつくれるかが、今回の遠征のテーマでした。さて、試合の方はと言うと…。「また、やられた」の一言。中1はスコア的には、勝利したものの、自分たちからボールを積極的に動かし、シュートまで持っていくシーンはなかなか作れず、ボールポゼッションに依然として課題が残りました。中2は、闘う気持ちが前面に出たゲーム内容でしたが、点を奪う形が作れず、最後は、小さなミスが重なり、0−3で敗れました。対するヴィッセル神戸は、タレント性も含め、大変よいチームという印象があります。今後もこのような形で、交流を深めていきたいものです。
【ようこそ“T”roomへ 〜ジョージ高野のひとり言〜】
「How bad do you want it?」(目標に対してどれだけ気持ちがあるの?) 開拓と競争社会によって支えられているアメリカの考え方は、もし欲しいものがあれば、それに向かい最大限の努力を施し、手に入れる。運命、道具、人に頼るよりも、まずは自分の頭、手、体で何とかし、目標を達成するべきだと考える。勿論、入手、達成までにいくつもの困難、苦労、犠牲や競争相手が伴う。しかし、それらは自分でコントロールできないものであり、ポジティブに考えていれば、必ず打開策は生まれる。そして、何よりも自分が常に100%コントロールできるのは、環境、他人、運命ではなく、自分の持ち物であるハートと体である。目標達成、入手する過程において、自分の持ち物を最大限使いきらなければ、宝の持ち腐れである。よって、目標、手に入れたいものがあり、それに対して強い気持ちを持ち、行動し続けることが目標達成への道を開き、競争相手の勝者になりうるのである。
高円宮杯。How bad do you want it?