サムライ吉田安孝サンフレッチェ広島を斬る! 広島のサッカーを、スポーツを盛り上げよう!!

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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2006年 10月 27日 今日の朝日新聞

今日の朝日新聞(第2広島面)に、佐藤寿人・駒野友一の日本代表コンビの記事が載っています。
そこには、両選手のプロサッカー選手としての原点となっている「ひたむきな姿勢」や「感謝の気持ち」が、めちゃめちゃ伝わってきます。

記事によると、寿人選手の父正人さん(53)は以前、埼玉県で経営する中華飯店がとても繁盛していたのにもかかわらず、双子の息子、寿人と勇人(現千葉)がジェフの下部組織に合格すると、店をたたんで千葉県内に引越し、タクシーの運転手として生計を立てたそうです。寿人は「親には本当に頭が上がらない。自分が息子のために、サッカーを辞められるかと言われれば、できないと思う」と話したことがあったそうです。父親が自分の仕事を「犠牲」にしてくれたからこそ、今の自分があるというのを認識しているのです。

一方、駒野選手は、中学3年の時に父親を亡くしました。それ以来、自分がプロで成功して母親に恩返しするという強い決意の下、高校時代、広島ユースでサッカーづけの毎日を送りました。
「自分がしっかりして、家族の生活を支えていく」という熱い思いから、今でも母親に仕送りを続け、かつては弟の大学の学費も仕送りしていたそうです。

この素晴らしい記事は、日刊スポーツ・サンフレ担当の奈島宏樹記者によるものですが、実は、彼は10月末をもってサンフレ担当から離れることになりました。ですので、次節の横浜F・マリノス戦が、サンフレ担当記者として最後の仕事になるのではないか、と。
明日は、紫一色に染まったビッグアーチで、選手・サポーターが一丸となって勝利をつかみ、サンフレ担当記者として最高の記事を書いて欲しい、と思います。

がんばれ! 寿人&コマ!!
がんばれ! サンフレッチェ!!
がんばれ! 太っちょ奈島くん!!

※ 写真1枚目は、2003.9.23新潟戦。
  この日の観客数は26,158人! ビッグアーチは紫一色に染まりました。この光景を再現したいですね。