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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2006年 12月 08日 浩司との対談

 「日記の更新さぼっちゃダメですよ! 僕、吉田さんのHPを毎日欠かさずにチェックしているんですから〜」。
森崎浩司選手にそう指摘され、約1週間ぶりの日記更新に挑もうと思います。実は昨日、『元気丸』の取材で浩司選手への独占インタビューを行ったのですが、そこでチクリと後輩からダメ出しされちゃった、という訳です。

 この取材は、サンフレッチェアシストマガジン『アシスト』とのタイアップで行なわれました。通常の『元気丸』取材インタビューでは、選手に僕がマイクを向けて話を聞く、という形をとっていますが、今回は、ざっくばらんな対談形式にして、色々なことを話し合うことができました。開幕して10試合勝ち星がなかったときの心境、小野監督の辞任について、望月代行監督時の超守備的サッカーへの戸惑い、ペトロヴィッチ監督のサッカーについて、そして、今後の森崎浩司について…。

 今年ほど、チームが紆余曲折を経たシーズンはなかったでしょう。そんな中、チームのこと、自分自身のこと、両方を悩み苦しみ、そして、それを通じて逞しく成長した選手が森崎浩司だ、と僕は思います。その浩司に、僕はいろいろなことを聞きたかったし、話をしたかったのです。今だから言える悩みや葛藤を…。自分で言うのも変ですが、本当に素晴らしい対談になった、と思っています。ここで、その内容を全て書きたいところですが、それは12/17(日)の『進め!スポーツ元気丸』(広テレ22:56〜生放送)と、次号の『アシスト』でお楽しみください。
ただ1つだけ、今回の対談で1番印象に残った浩司の言葉を書かせてもらいます。

 「今後、どんな選手になりたいか?」と、僕が聞いたとき、浩司はこう言いました。「チームに絶対必要な選手になりたいです」と。「攻撃のときは常に僕を経由しないとダメだ、と皆から言われるようになりたいです。もちろん守備のときも一緒です。とにかく、チームの中心になりたいんです」と。そして僕はこう聞き返しました。「じゃあ、そうなるためには何をどうすればいいと思う?」。次に浩司から返ってきた言葉が、彼のサッカー選手としての成長を物語っている、と僕はこのとき思いました。

 「大好きなサッカーのために、あらゆる事を犠牲にしていきたい」。