サムライ吉田安孝サンフレッチェ広島を斬る! 広島のサッカーを、スポーツを盛り上げよう!!

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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2007年3月13日 2007ホーム開幕戦!


2007年J1リーグ開幕戦、見事な勝利を飾ったサンフレッチェ。そして迎えたホーム開幕戦は、誰もがサンフレの勝利を期待し、それを疑わなかったのではないでしょうか。しかし、結果は1対1のドロー。この引き分け勝ち点1をどう捉えるかは、意見の分かれるところだ、と思います。
「絶対に勝てる試合だった。勝ち点1では物足りない」という意見。もしくは、「よくぞ同点に追いついた。価値ある勝ち点1だ」という意見。どちらも間違いではないと思いますが、僕の解釈は後者です。

0対1のビハインドで迎えた後半33分、「DF盛田→FW平繁」の交代は、ペトロヴィッチ監督の「絶対にゴールを奪うんだ!」という強い意思を感じることができました。そして選手たちは、その期待に応えて見事、同点に追いついたわけです。僕が冒頭で、この試合を「価値ある勝ち点1」と表現した理由は、実はこのこと以上に、その後(同点に追いついてから)のロスタイムを含めた6分間の戦い方にあります。

通常、リードされていて残り試合時間が少なくなってくると、誰もが大きなリスク覚悟で攻めに転じるものです。
しかし、同点に追いついた瞬間、脳裏に、「勝ちたい」という攻めの気持ちと共に、「負けたくない」という守りの面が現れるのもまた事実。では、柏戦でのサンフレの戦い方はどうだったでしょうか。選手たちは、決して守りの面が出ませんでした。それどころか、同点に追いついてから以降、より一層のリスクを犯して全員攻撃を仕掛けたのです。戸田が、カズが、相手FWのマークを無視(?)するかのようにして攻撃参加に転じました(実際、失点してもおかしくない決定的なシーンもありました)。では、何故そこまでして、監督と選手たちは「勝ち」にこだわったのか? それは、この日、雨の中集まった13,000人近くの人がサンフレの勝利を期待していたから。自分たちは、多くのサポーターから勝利のみを期待されている、と理解していたからに他ありません。
ホーム開幕戦は結局、1対1のドローに終わり、勝利を手にすることはできませんでしたが、これは必ず次につながる大きな大きな勝ち点1になる、と僕は思うのです。これからもこういったハートを持ち続けて戦えば、きっと、強いサンフレが復活するでしょう!

※ 写真は、試合前、B6ゲート付近で、入場者に応援を呼びかけるサポーターグループの人たちです。
今シーズン、サンフレはきっと、強くて魅力あるチームに生まれ変わるはずです。「強いサンフレの復活元年」です! ならば、サポーターも、チームと共に成長しましょう。お互いが高い目標に向かって突き進み、そして、サンフレッチェ広島を、全国に誇れる日本一の魅力あるチームにするのです。

頑張れ!紫の戦士たち! 頑張ろう!紫のサポーター!