ナビスコカップ準々決勝第2戦で、サンフレは鹿島に1対3で敗れ、1・2戦の得失点差によって敗退が決定しました。第1戦での勝利アドバンテージがあっただけに、残念な気持ちで一杯ですが、選手たちは本当によく戦った、と思います。選手のみなさん、お疲れさまでした!
クラブ史上初の決勝トーナメント進出を果たすなど、選手たちの頑張りのおかげで、僕自身、カップ戦の楽しさを初めて経験することができました。サポーターのみなさんはどうでしょうか?
今大会では、サンフレが今後、強いチームへと成長していく上で、いくつかの収穫を得た、と思います。 今回のベスト8進出は、レギュラーメンバー以外の選手たちの活躍を抜きにしては語れません。きっと、彼らにとって何よりもの自信になったはず。今後、チーム内競争が更に激しくなり、チーム全体のレベルアップにつながっていくことに期待したい、と思います。 また、主力選手を欠く戦いの中、ピッチに立つ選手全員が気持ちをひとつにして戦うことの大切さを改めて確認することができました。それは、サンフレッチェ広島が昔から伝統的に持っていたものです。広島のチームカラー、と言ってもいいでしょう。サンフレの1番大切なものを再確認させてくれた大会だった、と僕は思うのです。
これらの収穫に磨きをかけ、8月から再開されるリーグ戦につなげていって欲しい、と思います。
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