人生において、窮地に追い込まれたとき、誰もが動揺して自分を見失いがちになるものです。僕のような小心者であれば、尚更に…。 でも、武士道を重んじていた昔のサムライたちは、そんなことにも動じなかったようです。
『葉隠』(山本常朝)で有名なこの名文句、「武士道とは死ぬことと見つけたり」。 これは、生きるか死ぬかの選択を迫られたら、「生きたい」とか「怖い」と臆さず、「死ぬ覚悟で目一杯やってみろ」という意味が含まれています。そのほうが、いい結果が生まれるものだよ、と言っています。
生きる(残留)か、死ぬ(降格)かの選択に迫られているサンフレッチェ。 今は、とにかく、すべての人が心をひとつにして、(降格という)恐怖に怯えず、覚悟を決めて、無心で闘うこと以外にない、と僕は思います。そうすれば、必ずいい結果が導き出されるのではないでしょうか。
次節・神戸戦、選手・サポーターが心をひとつにして、無心で闘いましょう! そして、共に闘おう!
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