紫のサポーターの皆様、勝てない状況の中でも、最後の最後までチームの勝利を信じ、J1残留を信じ、絶え間ない熱い声援を送ってくださり、本当に本当にありがとうございました。そして、皆さんの期待に応えることができず、J2へ降格してしまったこと、大変申し訳なく思っております。僕は、チーム所属の者ではありませんが、1人のOBとして、メディアに携わる者として、何かしらの責任を感じています。本当にゴメンナサイ!
以前、1人のサポーターが寂しそうな顔で、僕にこう語ってくれたのを思い出します。 「僕は、サンフレッチェ広島が大好きです。でも、まわりの友人は、そのことをバカにするんです。弱くて、まったく魅力のないチームを、どうしてそこまで必死に応援するのか、と。それも、地元の広島県人に、です。僕は、そのことが悔しくって悔しくって…とても辛いです。それでも、誰に何と言われようが、これからも僕は、サンフレッチェ広島を応援していきます。だって、サンフレッチェ広島を愛しているから」。
今後、サポーターにこんな悲しい想いをさせないよう、クラブ側に強く求めたいです。誰もが誇れるチーム、自慢できるチーム作りをして、サンフレッチェは広島の宝、と言われるようにならなければいけない、と思います。それが、クラブ側の義務です。
サンフレッチェ広島の皆様、サポーターを喜ばせてあげてください。サンフレッチェ広島を、誰もが胸を張って誇れるチームにしてください。どうかよろしくお願いします。
吉田安孝
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