サンフレッチェ広島は、2008年チームスローガンを『ALL FOR J1 すべてはJ1復帰のために』と掲げ、チーム一丸となって1年でJ1へ復帰することを誓いました。
チームは、いよいよ25日から合同トレーニングがスタートしますが、既に選手たちは、それぞれのペースでコンディションを調整しています。そんな中、昨日の吉田サッカー場では、ユース出身の選手たちが、後輩たちに交じって、白い息を吐きながらトレーニングする姿がありました。その中の1人、柏木陽介選手に、練習前、いろいろな話を聞いてきました。 J2降格した時の思い、天皇杯準優勝について、サンフレッチェへ残留した1番の決め手、今シーズンに賭ける思い、そして、今後の夢など。1つひとつ興味深い話ばかりでしたが、その中でも僕が1番引き付けられた話を、今日は紹介したい、と思います。
プロになってからの柏木陽介は、1年後、2年後の未来の自分をイメージし、それに向けて突き進んでいるようです。「1年後、俺はこうなる」、「2年後は、こうなる」、と自分自身の目標を明確に設定し、着実にレベルアップしているのです。
外食産業大手ワタミグループの渡邉美樹社長は、成功する秘訣を問われた時、いつもこう言われています。「夢に日付を!」と。夢に日付を入れて、夢と現実の差を明確にし、その差を日数で割り、日々やるべき事をやり抜くことが、成功への秘訣である、と。
陽介は、そこまで難しいことを考えていないのかもしれませんが、それでも、自分の夢に日付を入れて、それに向かって突き進んでいる、という点では同じです。 1人の大人としては、まだまだ未熟な部分も多いと思いますが、僕は、この若干20歳の青年の溢れんばかりの才能と可能性を、これからも応援していきたい、と思います。
がんばれ!ヨースケ!!
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