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2008年3月28日 桑田 引退を表明


米大リーグのパイレーツでメジャー昇格を目指していた桑田真澄投手が26日、現役引退を表明しました。
長い間の選手生活、本当にお疲れさまでした。これからは、その卓越した野球理論を日本の若い選手に伝えて欲しい、と思います。


桑田投手引退のニュースを知った昨日、僕は、部屋の本棚から、ある1冊の本を取り出して、それを読み返してみました。『試練が人を磨く〜桑田真澄という生き方〜』(扶桑社文庫)がそれです。僕は常に、本を読むときには、印象に残った箇所に蛍光ペンで線を入れるようにしています。今回は、その線の箇所だけを読み返した訳ですが、それだけでも、桑田真澄という人物の素晴らしさを改めて感じることができました。どんなに素晴らしいかを、僕が語っても全く重みが無いので、本文中の最後の章「引退後の桑田真澄」から、僕が印象に残っている言葉をそのまま書き記します。


●今はただ、毎日を精一杯努力して生きるだけだ。この努力や勉強や節制を続けていけば、それを積み重ねていけば、パーフェクトのタイミングで、“そのとき”が、来ると思っている。《最高の道》が、《パーフェクトのタイミング》で、用意されることだろう。“そのとき”が来たら、《第一感》を信じて選択するつもりなのだ。

●人間の成功というのは、死ぬまでわからないものだと思う。……目先のことだけではなくて、あくまでトータルで考えて、大局に立ってものを見ていけば、一時的な成功で天狗になったり、驕ったりすることなく、いつも謙虚な気持ちでいられると思うのだ。50歳代、60歳代になって、嫁さんと「良かったね」と、毎日言えるような、そういう人生にしたいと思う。

●ちゃんと節制して一生懸命やったのに、50しか勝てない人もいると思う。でも生き方としては、たとえ50勝しかできなくても、節制してやったほうがプロとして後悔がないと僕は思うのだ。

●引退後に何をやるかは、決めていない。その目標も、今は持っていない。でもまた何か新しい仕事に就くだろう。その日が来たら、その仕事にまた命を賭けて、頑張っていく。その仕事を通して、また自分を磨いていくのだ。それが、「桑田真澄という生き方」なのだと思う。


野球で、自分を磨き、自分の“人間力”を磨いてきた桑田真澄。今後、彼は、何によって自分を磨いていくのでしょう。
「桑田真澄という生き方」、ぶちステキです!