凛(りん)とした人というのは、老若男女を問わず、とても魅力的で憧れます。その「凛」という言葉がピッタリ当てはまる女性の1人が、フリージャーナリストの櫻井よしこさん。僕は、昔っから、櫻井さんの大ファンで、これまで、数多くの著書を読みあさってきました。
何年か前、サンフレッチェの取材で名古屋へ行った時、新幹線のホームで櫻井さんをお見かけしたことがありました。ピーンと伸びた背筋、完璧なまでにセットされたへアースタイル、そして何よりも、清潔感溢れる容姿…。本当に素敵でした。これこそが、男が見て、カッコイイと思える女性ではないでしょうか(僕の勝手な価値判断です)。あの時、実は偶然にも、櫻井さんの著書をカバンの中に2冊ほど持っていたのですが、小心者の僕は、サインを貰いに行くことが出来なかったのです。今にして思えば、後悔しっぱなしです(涙)。
櫻井さんの魅力は、凛とした力強い物事の考え方にある、と僕は思います。日本人としての誇りを大切にし、強く、優しく、前向きに生きていく姿に共感します。どちらかと言えば、物の考え方は男性的ではないかと思いますが、その反面、実に物ごしの柔らかい口調で話をされます。このギャップがまた素敵です。言葉遣いが美しいところも、僕が櫻井ファンになった要因の1つではないか、と思います。
この美しい言葉遣い、実はこれ、櫻井さんの著書によると、お母様の影響らしいです。 幼少期の叱られ方も、「そんなことはしてはいけませんよ。駄目ですよ」といった具合だったそうです。 「そがーなこと、しちゃーいけん言うたじゃろーが。駄目なんよー」(我が家)とは、えらい違いですね。
そして、櫻井さんが幼い頃、お母様からこんなことをよく言われていたそうです。 「よしこちゃん、1日はどの人もみんな同じ24時間なのよ。そして人は誰も皆、だいたい同じくらいのエネルギーしか持っていないのよ。だから、できるだけそれを全部、前向きに使うようにしたほうがいいわね」と。
素晴らしい言葉だと思います。自分にとって、いいと思うことも、悪いと思うことも、すべてを前向きに捉えて、自分を磨く建設的な時間に転換することが出来れば、成功の道は開けていくのでしょうね。
こんな日記を書いていたら、櫻井よしこさんの本が無性に読みたくなってきました。これから、本屋さんに行ってきま〜す!
※ ちなみに、今回の写真は、僕の書斎に置いてある本棚の1部です。櫻井さんの著書は、10冊くらいでしょうか?
|