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毎日の日課となっている早朝ランニングをするために、今朝も5時に起床しました。
いつものように眠たい目をこすりながら布団から出て、いつものように便所に直行し、いつものように大量のオシッコをした後、いつものようにコップ３杯の水をグビグビ〜っと飲み、いつものようにリビングのソファーに座ってテレビの電源を入れると、興味深い番組をやっていました。
『テレビ寺子屋』（tss5:00〜）という番組です。これは、毎回ゲスト講師を招き、子育てや家庭のあり方などについての話をするといった内容です。今回は、明治大学文学部教授の齋藤孝先生が、「子供たちよ、向上心を取り戻せ！」という講演をされていました。
それによると、日頃から「向上心」という言葉を子どもに向けて使うことがとても大切である、と言われていました。そうすることによって、自分に向上心をもたらすような友達と出会いたいと思ったり、そのためにレベルの高い勉強に挑戦しようという意欲が湧いてくるそうです。
また、「向上心」を高めるためには、読書をさせることが絶対に必要不可欠だ、とも言われていました。特にオススメなのが、『伝記』です。
伝記に出てくる人物は、才能があるとか頭がいいということ以上に、大きな覚悟を持って目標に向かうという気概があります。“あこがれ”に、あこがれる、といった感情を持たせてやることが、子どもにとってとても重要なのだそうです。
子どもに、生きている喜びや、努力して何かを達成する気持ちを味わってもらうためにも、読書（特に伝記）は最高の素材のようです。
朝っぱらから、こんな素晴らしい番組をやっていることを、僕は今の今までまったく知りませんでした。ちなみに、これを見終えた僕は、「向上心」という言葉が耳から離れず、通常1時間のランニングメニューを、向上心をもって10分間増やしたのでした。
でもって、今日から娘に対して、「向上心」という言葉を１日10回ほど発しようと思います。
でも、きっとこう言われるんだろうなぁ…。
「お父さん、しつこいッ！」
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