■ 黄金時代の幕開け
長く険しいJ2での戦いも、いよいよ最終戦を迎えました。
今シーズンのサンフレッチェは、決して後を振り返らず、ただ前だけを向いて突っ走ってきたような気がします。その結果が、ぶっちぎりのJ2優勝でした。そして、これまで積み上げてきた勝ち点は97に達し、ついに、大台の100ポイントに王手をかけたのです。
サンフレッチェの過去を振り返ってみると、これまでは、ここぞという重要な試合で結果を出し切れていなかったように思います。けれど、今は違います。どんなに苦しい試合でも、チーム一丸となって勝利をつかみ取る力強さがつきました。たくましさが備わりました。チームは、確実に進化しています。
そして迎えた今日の最終戦、王者・広島らしい堂々とした戦いで、目標の勝ち点100をきっと成し遂げてくれるでしょう。そして、新たな目標に向って、チームはまた走り出すのです。その先には、光り輝く明るい未来が待っています。サンフレッチェ広島の黄金時代到来を予感させる、冬のビッグアーチです。
最後に、苦しいJ2を戦い抜いた紫の戦士たちに、サンフレッチェ広島OBとして一言。
「後輩たちよ、素晴らしい戦いをありがとう!」
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