ソニーが業績不振を理由に、2010年3月末までに全世界で1万6000人以上を削減することを柱とするリストラ策を発表しました。その内の半数8000人は正社員だそうです。
今朝、テレビを観ていたら、「ズームイン!! SUPER」(日本テレビ 月〜金AM5:30〜8:30)の辛坊治郎 (しんぼう じろう)さんが、耳慣れない言葉を口にしながら、企業のリストラ策に苦言を呈しておられました。
『合成の誤謬(ごびゅう)』 1人ひとりの行動としては「善」であることを、皆が行うと社会的に誤った行動になる。これを「合成の誤謬」というそうです。
「100年に1度の大不況」(麻生総理)を乗り越えるためには、企業としてリストラは当然行なうべき「善」の策なのかもしれません。けれど、大局的な見地では、それは誤った行動になり、より悪い結果を生むのだそうです。安易な首切りは、最終的には企業を苦しめる結果になる、と辛抱さんは言っていました。企業のリストラは、最後の最後、最終手段にすべきである、と。
こんな僕も、小さな小さな会社の代表者ですので、今回の件は他人事ではありません。ほんの数名の社員ですけども、その人たちには、それぞれ妻や子ども、家族がいます。その1人ひとりの生活を考えながら、微力ではありますが、日々頑張っていこうと思います。
でも、めちゃめちゃ不安っす!
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