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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2009年1月13日 皆実高校おめでとう!


全国高校サッカー選手権大会決勝が12日、東京国立競技場で行なわれ、広島皆実高校が鹿児島城西高校を3対2で下し、見事、全国優勝を果たしました。広島県勢としては、実に41年ぶりの優勝です。
皆実高校の皆さん、おめでとうございます。


大会を振り返ってみると、1回戦の帝京戦で開始早々退場者を出しながらも、粘り強い戦いで勝利したことが非常に大きかったように思えます。その後、試合を重ねるごとに、のびのびとした皆実らしい『堅守強攻』サッカーが発揮されていきました。決勝戦は、両チームお互いの持ち味を存分に出した名勝負となりました。結果は、3対2の僅差の勝利でしたが、チーム力は断然、皆実が上回っていた、と僕は思います。堂々たる日本一と胸を張っていい試合内容でもありました。


この優勝は、皆実高校にとって歴史に残る偉業であるとともに、全国各地のサッカー関係者に対して、サッカー王国広島の復活を力強く印象付けてくれたことは、非常に大きな意味を持つと思います。本当に素晴らしいことです。


このたびの優勝は、藤井潔監督の選手1人ひとりに対する情熱的な指導の賜物であったことは言うまでもありません。ただ、それだけでもありません。皆実高校サッカー部の歴史を振り返ってみると、ここに至るまでには多くの監督さんが携わってこられました。山成監督、加藤監督、鯉迫監督、そして、藤井監督。長い年月を経て、サッカーへの情熱を注ぎながら指導してこられた多くの方々の熱意が、今、ようやく花開いたのではないでしょうか。


また、高校に入学する前の段階での指導も見逃せません。皆実高校の選手たちのプレーを見ていて感じたことは、ボールを止める・蹴るといった基本技術が、しっかりしていることです。それは、中学校、小学校で、しっかりとした指導が行なわれていた証拠ではないでしょうか。こうして考えると、中学生・小学生の若い子どもたちに携わっている多くの指導者の方々の存在も非常に大きかったように思います。


広島県勢が全国大会で勝てない氷河期を経て、今こうして、皆実高校が広島県勢41年ぶりの日本一の栄冠に輝きました。それは、多くの熱意ある指導者が、それぞれのカテゴリーにおいて、子どもたちに対し、情熱あふれる指導をしてきた賜物です。本当に素晴らしいことだと思います。


この度の皆実高校全国優勝が、真のサッカー王国広島復活になることを願ってやみません。


※ 本日、1/13(火)15時53分から広島テレビにて、『祝!皆実高校優勝特番』が放送されます。
是非×2ご覧ください!