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広島経済レポート(3/5号)に、カープ・サンフレッチェが、県内にもたらす経済効果の試算額が記載されていました。
それによりますと、(財)ひろぎん経済研究所は、広島経済を大きく刺激すると見込まれるカープ、サンフレッチェ、新球場が今年県内にもたらす経済波及効果を225億円と試算したそうです。
まずはカープですが、新球場移転や、クライマックスシリーズ進出への期待感などから、観客動員が大幅に増加すると予想し、150万人強と想定。今年のカープによる経済波及効果を約115億円と試算しました。また、新球場建設と周辺道路整備の経済波及効果は約70億円としました。
次に、我らがサンフレッチェですが、今シーズンはJ1昇格に伴い、J1所属の人気チームや有名選手が広島に訪れるため、観客動員数は昨年以上に増加すると見込み、24万人強と想定。その経済波及効果を約40億円と試算しました。
それぞれの試算の結果、カープとサンフレッチェの年間活動と新球場建設に伴う経済波及効果は約225億円になるそうです。さらに、一連の経済活動で必要な雇用者数は、既存の球団職員を含め、約1600人になる見込みです。
これらは、様々なことを想定しての試算ですが、何よりも大切なのは、カープ・サンフレッチェともに、自らが常に向上心を持って成長し、ファンやサポーターを楽しませること。
そして、優勝を争うような強いチームであることが最も重要ではないでしょうか。
100年に1度の大不況と言われていますが、スポーツの力が、落ち込んだ日本経済を活性化させてくれるのではないかと期待せずにはいられません。
カープとサンフレッチェ、広島の2大プロスポーツが、広島経済を元気づけてくれる、と僕は信じています。
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