先週の土曜日、ナビスコカップ大宮戦の日、娘が通う小学校の運動会を午前の部だけ見てきました。
小さな子どもたちが、紅・白にわかれて勝敗を競う一生懸命な姿を見ると、とても清々しい気持ちになります。
特に、運動会のメイン種目である“かけっこ”は、必死さが伝わってきて見応え十分です。子ども同士の意地と意地のぶつかり合いは、なんだか微笑ましく感じます。
そんな中、我が娘はというと…。
運動会の前日、娘は僕にこう言いました。 「お父さん、明日は頑張って1等賞をとるけんねッ!」と。
実は、運動会の“かけっこ”練習で、どうしても勝てない子が1人いたのです。それでも、娘は「1等賞をとる」と僕に言いました。
そして当日、2年生“かけっこ”の番がやって来ました。 緊張の中、「ヨーイ、ドンッ!」の合図で走り出す娘。 「行け〜!」と声を張り上げる僕。
…結果は3位。
運動会終了後、「今日は楽しかった?」と聞くと、娘は、「うん!楽しかった」と笑顔で答えました。そして、続けてこう言いました。「でも、悔しかった」。
僕は、この言葉を聞いて、何だかとても嬉しく思いました。娘は、この日、1つの挫折を経験し、悔しい感情を抱いたのです。娘なりの目標を持って挑んだからこそ、悔しいと思ったのでしょう。そのことが、僕はたまらなく嬉しかったのです。
これからも、生きていく中で、いっぱいいっぱい悔しいことがあると思いますが、それを通じてたくましく成長していってほしいと思います。
お父さんは、いっつも応援しとるけんねッ!
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