先日、ある商品を購入しようと思い、まずは、在庫があるかどうかをお店に電話で問い合わせてみました。
僕が購入しようとしたその商品とは、11月20日より全国のラコステショップにて一斉発売されている、2009年クリスマス日本限定スペシャルポロシャツ「ラコステ プラチナポロ」(男女とも1万3650円)。
2005年に限定発売された「ゴールドポロ」は瞬く間に完売しただけに、今回もそうなるのではないかと思って早めに問い合わせてみたのですが、結果は…「申し訳ございません。完売いたしました。」との返答。
僕が電話で問い合わせたのは、「そごう広島店」のラコステショップでしたが、電話対応をされた店員さんが、電話を切ろうとする僕をさえぎるようにこう言ったのです。
「こちらにはお探しの商品在庫はございませんが、他のお店にはもしかしたら在庫があるかもしれません。調べてまいりますので、少々お時間をいただけますか?」と。
1度電話を切り、その店員さんからの折り返し電話を待つこと5分…。すると、かかってきました。
「そごう広島店・ラコステショップの○○ですが、吉田さんでいらっしゃいますか?」
「はい!吉田です!」
「お探しのプラチナポロですが、福屋本店さんに1点ほど在庫があるそうです。いかがいたしましょうか?こちらから商品を取り押さえていただくよう連絡しておきましょうか?」
そこまでしていただくのは申し訳ないと思って、教えていただいた電話番号に自らがかけて、その後、「福屋本店」で無事、商品を購入したのでした。
それにしても、デパート業界も厳しい状況であるはずなのに、お客にライバル店を紹介するとは…。
なんて素敵なんでしょう。
お客様重視の接客に、わしゃ〜、ぶち感動したぞぉ〜!
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