天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見が今日15日、行なわれるようです。
小沢一郎幹事長の主導の下(?)で行なわれる異例の会見は、各方面から「天皇陛下の政治利用」にあたると批判を受けています。
1ヶ月前までに文書で正式に申請する「30日ルール」を無視したことに関して、小沢幹事長はこんなことを言いました。
「陛下の体調がすぐれないなら優位性の低い(他の)行事はお休みになればいいことだ」と。さらに、「陛下ご自身に聞いてみたら、手違いで遅れたかもしれないが会いましょうと必ずおっしゃると思う」とも述べたようです。
何たる不見識で、傲慢な発言でしょうか。こんな人が日本の中心となって国を動かしていると思うと、恐ろしくて生きた心地がしません。
国民の幸せを常に願い、国と国民のために尽くすことこそ、天皇陛下が何よりも大切になさっているのではないでしょうか。
陛下は国民の目に触れない祭祀の場で、国家の安寧と五穀豊穣を願われています。
毎月1日の「旬祭」にも地方ご訪問がない限り、ご自身で臨まれているそうです。11月に行なわれる新嘗祭(にいなめさい)は特に大きな祭祀で、夕方に行なわれる「夕の儀」と、午後11時〜午前1時頃まで行なわれる「暁の儀」に出席され、それぞれ2時間ほど床に正座し、新穀などを供えられるそうです。
常に国民のために心をお砕きになる天皇陛下が日本にはおられる。本当に幸せなことだと僕は思います。
普段は国民の心に潜在化し、国民が個々の難題に直面したときに、その存在を思い出させてくれるのが、天皇陛下ではないでしょうか。
だから、天皇陛下を政治利用するなんぞ、断じて許せません!
中国に何と言われようが、今回の会見はドタキャンするべきです!
|