広島市は、「子供が安心して生きる権利」や「参加する権利」を掲げた「子ども条例」の制定を目指していましたが、平成21年度中の条例化を見送る方針を明らかにしました。
この「子ども条例」ですが、「子供が人間として尊重される」などと歓迎する声が上がる一方、「権利の乱用につながる」として反対する声もあり、賛否両論、意見が真っ二つに分かれているようです。
僕個人の意見としては、条例化に対して断固反対です。条例化が見送られて、ホッと一安心しています。
条例ができれば『権利』ばかりが誇張され、家庭のしつけや学校教育が崩壊するのではないか、と思うのです(もう既に、そういう状況と言えなくもないですが…)。
だいたい、『義務』もろくに果たすことのできない子供に対して、誇張された『権利』を与えていいものでしょうか?
もちろん、子供は人間として尊重され、生きる権利を持たなければなりません。
でも、わざわざ条例化して『権利』を誇張させるよりも、いじめや虐待などから子供たちを守り、子供が子供らしく自由に伸び伸びと生きていく為の啓発活動を強めれば十分ではないか、と僕は思うのです。
何かと言えば権利・権利と主張する人たちに対して、僕はウサン臭さを感じちゃうんですわ〜。
みなさんは、「子ども条例」について、どうお考えですか?
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