5月30日放送の『進め!スポーツ元気丸』は、ミスターサンフレッチェ・槙野選手のインタビューをお届けいたします。
そのインタビューを今日、収録してきたのですが、オフの貴重な時間を割いて、わざわざ広島テレビまで来ていただきインタビューに答えてくれた槙野選手、本当にありがとうございました。
さてさて、今回のインタビューは、プロサッカー選手としての槙野智章へのインタビューというよりは、23歳の1人の青年へのインタビューといった感じで行ないました。
今や、サンフレッチェの主力として大活躍する槙野選手ですが、幼少期はどんな少年だったのか? また、その頃、サンフレッチェの試合で印象に残っている試合や、プレーヤーはどうだったのか? ありとあらゆることを聞いてきました。その頃の思い出の品も持ってきてもらいましたよ!
ただ、残念ながら放送時間枠の問題もあり、オンエアではすべての内容をお伝えすることはできないと思いますが、とにかく大いに盛り上がったインタビューでした。
槙野選手のデカイ声につられて、インタビューする側の僕も自然と声が大きくなり、2人のテンションはイケイケドンドンって感じでした。そんなインタビュー中、槙野選手の口から何度も出た1つの言葉があったのが印象に残っています。
それは、『広島愛』。
自分の生まれ育った広島という街を誰よりも愛し、今、その地元プロサッカーチームに身を置いている槙野選手。彼は、そこに最大の“喜び”を感じています。そして、それと同時に、彼なりの“責任”を持ち合わせているのではないかと僕は感じました。
広島弁で言えばこんな感じでしょうか…? 「広島を誰よりも愛しとるワシがやらにゃ〜誰がやるんじゃい!」
それは、彼のプレーを観ていれば伝わってきます。そして、それはピッチ上だけではなく、ピッチ外でも伝わってきます。
彼は、サッカーを知らない人やサンフレッチェを知らない人たちにも対し、最高のサービス精神を発揮して向き合い、まずは自分自身に興味を持っていただき、そして、サンフレッチェの試合を観に来てもらおうと常に心がけているようです。
「吉田さん、僕、いつも対戦相手のサポーターにもサインを書いているんですよ。ゆくゆくは、その人たちをサンフレサポーターにしようと思ってね…(笑)」。
正直、この作戦にはタマゲました。この男、ただ者ではありません(笑)。
こんなにポジティブで明るくて、誰からも愛されるサッカー選手を僕はこれまでに見たことがありません。
あっ!そういえば忘れていました! 1人いました! そう!あの人です! 森山佳郎選手(現ユース監督)です!
きっと、今の槙野選手は、ユース時代の恩師・森山監督の存在が大きく影響しているのでしょうね。
恩師のキャラクターを引き継ぎ、そして、彼が尊敬してやまない森保一選手(現アルビレックス新潟コーチ)を超えるような選手になれるよう、日々努力精進してほしいと思います。
ミスターサンフレッチェを目指し、がんばれ!マキ!
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