野党時代の「イラ管」とは打って変わって、ここ最近は、ひたすら低姿勢に徹している管直人首相ですが、僕は1つ気になっていることがあります。
それは、8月に日韓併合100年を迎えるのにあわせ、政府が首相談話を出すのではないかという話が出てきていることです。実に、危なっかしい!
というのも、過去にも、戦後50年を期して謝罪した「村山談話」や、慰安婦に関する「河野談話」などによって、日本の国益を損なってきたからです。これらの談話によって、この先も永遠に、日本国民は苦しめられる運命にあります。
このようなことにならないためにも、首相談話は絶対にとりやめるべきだと思います。もし、談話を発表するのなら、どのような歴史観に基づくのかが問題です。
そして、それに関連する気がかりなことがもう1つ。
仙谷官房長官が、日韓補償問題で、政府として新たに個人補償を検討していく考えを示したことです。
バカバカしくて、開いた口がふさがりません(怒)。
日韓間の補償問題をめぐっては、日韓基本条約で決着済みのはず。両国政府と両国民間の請求権は、完全かつ最終的に解決されたことを正式に確認しているはずです。
それをどうして今さら・・・?
当時、さまざまな障害を乗り越えて結んだ条約は、両国間の交渉の結晶です。それを踏みつけるような行為は、両国にとっての悲劇としか言いようがありません。
政治家のみなさん、お願いですから、真の国家観を持ってください!
※管首相と仙谷官房長官に、この本をお勧めしたいです。
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