急速な円高・株安で日本が危機的状況の中、昨日、民主党代表選に小沢一郎前幹事長が出馬表明し、再選を目指す管直人首相との一騎打ちの構想が固まりました。
これを受け、今朝の産経新聞によると、スズキの鈴木修会長兼社長は、「日本が沈没しない対策を立ててから争いをしてもらいたい」と、円高対策などの経済対策を最優先する必要性を指摘し、小沢氏の出馬表明に不快感を示しました。
鈴木会長のおっしゃるとおりで、各企業は限界を超えてきております。ましてや、中小・零細企業は、すでに限界を超え、ひん死の状態と言っていいでしょう。僕も他人事ではありません(汗)。
いったい、日本はどこまで漂流するのでしょうか?
いずれにしても、管首相か小沢氏、どちかかが日本の総理大臣になるわけですが、「管も地獄」、「小沢も地獄」、といった感じで、日本の明るい未来が想像できません。
考えれば考えるほど暗くなってきますので、不見識ではありますが、ここは一丁、ワイドショー的な感覚でこの対決を拝見しようと思っております。
どちらが勝つのか予想できませんが、もし小沢氏が勝った場合、あの人ならではの突拍子もないことを仕出かすのではないかと思うんですけどねぇ…。
たとえば、代表選に勝利しても首相には就かず、野党の党首に首相ポストを譲って、いわゆる「大連立」を仕掛けたり…とか。
冗談のようで、冗談でないかも…。
まっ、それくらい大胆なことをやって、一度グチャグチャにしたほうがエエかもしれんですね。
※ 写真は、スズキ・鈴木修会長兼社長の著書『俺は、中小企業のおやじ』(日本経済新聞社)。オススメです!
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