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民主党は１４日、臨時党大会を開き、代表選の投開票を行なった結果、管直人首相が小沢一郎前幹事長を大差で破り、再選されました。
まずは、内閣改造人事を早急に行い、政治空白に終わりを告げて、円高株安に対する経済対策を迅速に打ち出してもらいたいと思います。管流の「無策」は、もう勘弁してもらいたいものです。
さて、このたび民主党代表選に再選され、首相を続投することになった管直人氏ですが、彼の言葉と行動には、日本をどんな国にしようとするのかという国家観がまったく感じられません。
今現在、日本の喫緊の課題は教育と防衛である、と僕は思っています。
まずは教育についてですが、たとえば、朝鮮学校無償化問題。今の流れでは、おそらく朝鮮学校の無償化は認められる方向で話は進んでいくでしょう。どうやら、管氏もその考えのようです。
しかし、本当にそれでいいのでしょうか？
偏った思想教育などカリキュラムに問題のある朝鮮学校の無償化は、日本にとってマイナスであるだけでなく、朝鮮学校の生徒にも不幸なことだと思います。朝鮮学校無償化の件は、日本国民の税金で支えるにふさわしいか否かを、首相自ら判断し、納得いく結論を国民の前で説明するべきです。
次に防衛についてですが、今、日本の最重要課題は、米軍普天間飛行場移設問題をめぐる日米同盟のかじ取りではないでしょうか。
６月の首相就任以降、普天間飛行場代替施設の沖縄県名護市辺野古への移設に向け、首相が指導力を発揮した記憶が、僕にはありません。その無為無策が１２日の名護市市長選で移設反対の圧勝を許す原因になったと言ってもいいのではないでしょうか。
そのほか、尖閣諸島や竹島の問題など、防衛に関する多くの問題を抱えている日本にとって、最も重要なのが日米同盟です。
鳩山政権時に亀裂の入った日米同盟を今後、どのように修正し、どのように強化していくのか、管首相の考えを述べてほしいと思います。
以上のように、管氏は一国の首相としてふさわしい人物だとは、僕には到底思えません。そして、それを決定づけるのが、次の１点です。
管氏には、国旗国歌法案採決時に「天皇主権時代の国歌」として反対票を投じた過去があります。
国旗国歌を愛せない人物が、一国の首相だなんて…僕は絶対にイヤです。
日本が崩壊していくようで、とても恐ろしいです。
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