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僕の母校である広島国泰寺高等学校には「鯉城同窓会」という組織があります。
これは、国泰寺高校と、その前身である広島県立広島第一中学校、第三中学校、鯉城高等学校を含めた、卒業生およびその中途転退校者、ならびに、母校の現職員および旧職員等を会員とする同窓会組織です。
そして、毎月第二木曜日には、卒業生を卓話講師に招き、「二木会(にもくかい)」というミニ同窓会が、広島市内のホテルで行なわれています。
1月の「二木会」は、僕の同期である野村雅之くん(現・作陽高校サッカー部監督)による講演ということでしたので、同期17名で参加してきました(総勢150名)。
「サッカー文化を根付かせるために」という題目の講演は、彼のサッカーへの熱い情熱がビシビシと伝わってくる内容でした。
サッカーとはまったく無縁だった津山市で、作陽高校サッカー部の活躍が町の人々を元気付け、一つの文化を形成するまでになった経緯を熱く語ってくれました。
作陽高校といえば、2007年の第85回全国高等学校サッカー選手権大会での準優勝が記憶にあると思います。
本来であれば、優勝した際は、地元で盛大にパレードをする予定だったそうですが、残念ながら、結果は決勝で敗れて準優勝に終わりました。しかし、「準優勝でもパレードをやるぞ!」という町長の一声で決行することになったそうです。
この時、町の小さな商店街で開かれた準優勝報告会には、実に15,000人もの町民が集まったそうです。人口10万人弱の町で、その数は凄いことです。
津山という小さな町で、高校サッカーが町の文化になり、町民のコミュニティーとなっているようで、とても感銘を受けました。
この講演を聴いたある人物も、いい刺激を受けたみたいですよ。
僕も僕なりに、サッカー文化を広島に根付かせるための努力を微力ではありますが、やっていこうと思います。
写真上:同期全員が「HF」のユニホームを着て記念撮影 写真中:僕が乾杯の音頭をとらさせていただきました 写真下:きれいな(?)女子も多く参加してくれました
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