大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」は25日、国歌起立条例を府議会に提出することを決め、そのまま可決する運びとなりそうです。
条例案の対象は府内の公立学校教職員らで、国歌斉唱時の起立を義務づけています。
このたびの処置は、大阪府の現状を知れば知るほど、納得する部分が多いのではないでしょうか。
今春、府立高校では起立しない教師のいた学校が2割近くを占め、3年担当の半数以上が不起立という高校もあったそうです。
今回の条例案は、当たり前の教育を行なうために当然といえるでしょうね。
しかし、この条例案に対して、今朝の朝日新聞の社説は、橋下知事を痛烈に批判しておりました(予想どおりで笑ってしまいましたが…)。
そして、社説の最後は、こう書かれていました。
「式典を厳粛に運ぶことに異議はない。進行を妨げる行為は批判されよう。しかし、条例と処分による厳粛は、教育の場に何をもたらすのか。殺伐とした空気のしわ寄せを受けるのは子どもたちである」。
なるほど、朝日らしい論調ですね。もっともらしいことを言っているようですが、論点のすり替え以外の何ものでもありません。
100歩譲って、このたびの条例によって子供たちにしわ寄せがあるとしましょう。では、国家に奉仕すべき立場にある公務員の公立教師が、今までのように、厳粛な式典において国歌斉唱時にふんぞり返って座っている姿は、子供たちの手本になるのでしょうか。どちらが、子供たちにしわ寄せなのかは、明らかだと思います。
どうしても国歌斉唱に反対したいのなら、それを認める私立学校へ行って教えればいいのです。
まっ、そんな学校は、ないと思いますがね…。
僕は、橋下知事が唱える「国歌起立条例」に大賛成です!
是非、広島にも取り入れてほしいものです。
湯崎知事、お願いします!
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