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サムライ吉田安孝がサンフレッチェ広島を斬る!

2011年9月09日 ラグビー日本代表


なでしこジャパンは8日、北朝鮮と対戦し、終了間際のロスタイムに同点に追いつかれて引き分けたものの、中国がオーストラリアに0対1で敗れたため、1試合を残して2位以内が確定し、3大会連続4度目の五輪出場を決めました。

なでしこジャパンのみなさん、おめでとうございます。

それにしても、ワールドカップやオリンピックなど、日本代表として日の丸を背負って戦う様々な競技を観ていると、自然と熱くなってのめり込んでいきます。

それは、それぞれの競技の選手たちが、日の丸に誇りを感じながらプレーしているから、観ている僕たちの心を揺さぶるのでしょうね。

ところで今日、ラグビーの世界一を決める第7回ワールドカップが開幕し、桜のジャージを身にまとった熱き男たちの戦いが繰り広げられます。

ここでも、日本中が釘付けになるのでは?と言いたいのですが、開幕前から、いまひとつ盛り上がりに欠けているような気がしてなりません。

その原因の1つは、日本ではまだラグビー人気がそれほど高くないからなのでしょう。でも、それ以外にも別の問題があると僕は思っています。

ラグビーでは、サッカーのワールドカップやオリンピックと違い、代表選手になるためには、その国の国籍を持っている必要がありません。

この度、日本代表に選出された30人の代表選手の中で、実に10人が外国出身選手であり、そのうち5人は日本国籍を持っていないのです。

ルール上問題はないのですから、最強のチームをつくり、出場する以上、勝つことが優先されて当然です。

でも…どうも釈然としません。

やはり、日本代表とは、日本を愛し、日の丸を背負うことのプライドを持ち合わせた日本国籍の選手が選ばれるべきだと思います。

サッカー日本代表には過去、日本人より日本人らしい、外国から日本に帰化した選手が多くいました。

ラモス瑠偉選手は言いました。
「日の丸の付いたユニフォームを着るなんて本当に夢のようだった。嬉しくて涙がこぼれたよ」。

呂比須ワグナー選手は言いました。
「日本が大好きだから、日本サッカーの役に立てる仕事をしたい」。

今回のワールドカップは、勝つことによってのみ、日本のラグビー人気が高まるはずです。ならば、目標とする2勝以上を成し遂げ、そして日本開催の2019年ワールドカップにつなげなければなりません。

そのときは、是非、全員が日本人のメンバーであることを強く望みます。