「12月23日は、何の日?」と、知り合いの若者に尋ねたところ、こんな答えが返ってきました。
「(クリスマス)イブイブです!」と。
違いますよ! 12月23日は、「天皇誕生日」ですよ!
日本国民みんなで、天皇陛下の誕生日をお祝いしましょう。そして、今一度、天皇陛下について深く考える日としたいものです。
明治以降、在位中の天皇の誕生日は「天長節」とされていましたが、戦後に現行名称に改められました。
日本国の「象徴」として憲法で定められている天皇陛下。
その天皇陛下をはじめとする、皇室のご存在の基盤は、祭祀にあります。
国家国民の平安と安寧、五穀豊穣を祈ってくださることが、その一番の大きな役割なのです。
皇室の長い歴史において、歴代の天皇は、自らの最重要の役割として、まず神事を行なわれてきました。
毎月1日の「旬祭」にも地方ご訪問がない限り、ご自身で臨まれています。
11月に行なわれる新嘗祭(にいなめさい)は特に大きな祭祀で、夕方に行なわれる「夕の儀」と、午後11時〜午前1時頃まで行なわれる「暁の儀」に出席され、それぞれ2時間ほど床に正座し、新穀などを供えられるそうです。
自らの人生そのものすべてを日本のために使い、常に国民のために心をお砕きになる天皇陛下が日本にはおられる。
本当に幸せなことだと思いますし、このことに対して日本国民は、もっともっと感謝しなければならないと思います。
天皇陛下ほど日本のことを考えている人はいないでしょう。 天皇陛下ほど日本を知っている人はいないでしょう。 天皇陛下ほど日本のために生きている人はいないでしょう。 天皇陛下ほど日本を愛している人はいないでしょう。 そして、日本とは、すなわち、僕たち日本国民のことなのです。
歴史や伝統を受け継ぐことに、「祝日」の大きな意味がある。そんなことを感じる、12月23日「天皇誕生日」です。
写真上:)祝日には、我が家の玄関に“日の丸”が掲げられます。我が家では、娘を“国旗係”に任命し、国旗の備え付けと片付けを担当させています。そして、その都度、祝日の由来を教えるようにしています。
写真下:)我が家隣の義兄の家(左奥側)にも、祝日には、“日の丸”が掲げられます。なんと、美しい光景でしょう。
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