「選手層の薄いカンボジアからなら、もしかしたら五輪に出られるかもしれない」。
お笑い芸人の猫ひろしさんは、昨年11月にカンボジア国籍を取得し、先月5日の別府大分毎日マラソンで自己ベストを7分以上更新し、目標とする五輪出場の可能性が出てきました。
自らの目標に向かってチャレンジする姿は評価したいのですが、その動機が不純すぎて、僕は、まったく応援する気になりません。というよりも、断じて許せません!
オリンピックに出たいから国籍を変える?
「カンボジア代表で恩返しを」ですって?
なんじゃ!そりゃ!
カンボジア国民をバカにしているとしか思えません。
国籍とは、そんな軽々しいものではないはずです。
日本サッカー界には過去、日本に帰化し、日本代表選手になった素晴らしい人物が多くいます。
彼らは、決して、代表選手になりたいから日本国籍を取得したのではありません。
それは、彼らの発した言葉から読み取れると思います。
ラモス瑠偉選手 「日の丸の付いたユニフォームを着るなんて本当に夢のようだった。嬉しくて涙がこぼれたよ」。
呂比須ワグナー選手 「日本が大好きだから、日本サッカーの役に立てる仕事をしたい」。
田中マルクス闘莉王選手 「僕は日本人になったことを誇りに思うし、こういった仲間とやれたことを神様に感謝しなくてはいけない」。
猫ひろしさんが今後、オリンピックに出場するのかどうかはわかりませんけど、いずれにしても、再び日本国籍に復帰すると言い出すのではないかと、僕は予想しています。
個人的な心情として、それは、絶対に許せません!
みなさんの意見は、どうですか?
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