まず、はじめに言っておきます。 この二人、決して、兄弟ではありません! 僕の隣のお方は、言わずと知れた、サンフレッチェ広島・歴代外国人選手のレジェンドの一人、セザール・サンパイオ(通称・サンちゃん)です。 それにしても、よ〜似とるわ〜(笑)。 当時2歳の娘は、テレビや雑誌でサンパイオ選手を見るたびに、「お父さん!」と言って、僕と間違っていたのを思い出します。 2003年11月15日、J1復帰が決定したサガン鳥栖戦、あの試合を娘は嫁ハンに連れられて観戦しました。 試合開始前、テンポのいい効果音に合わせ、GKから順に大型スクリーンに顔写真が映し出されて、スターティングメンバーが紹介されていきます。 MFの選手紹介の順番がやってきました。 「背番号6、ミッドフィルダー、セザール・サンパイオ!」 そのとき、事件が起こったのです。 な・な・なんと、わが娘は、サンパイオ選手が大型スクリーンに映し出された瞬間、立ち上がって手をたたきながら、大声でこう叫んだのです。 「おとうさ〜〜ん!」 周りに座っていた人たちは、ザワザワ…と。 隣にいた嫁ハンが、すかさず娘を取り押さえ、赤面ぶっこいていたのは、言うまでもありません(僕は近くに居なくてよかったです)。 あれから10年、娘も大きくなったし、チームも強くなったなぁ〜…。 それにしても、サンちゃん、懐かしいなぁ〜…。 それにしても、この二人、よ〜似とるなぁ〜…。
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