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2009年7月01日 全盲のピアニスト



全盲のピアニスト・辻井伸行さん(20)が、アメリカ・テキサスで行なわれた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝したニュースは、日本人初の快挙として、多くのマスコミに取り上げられました。

全盲で生まれた1人の少年が、どのようにしてこのような才能を発揮するようになったのか興味があり、彼の母親が書き綴った1冊の本『のぶカンタービレ!』を読んでみました。

母親いつ子さんの存在なくして、伸行くんの才能の開花はありえなかったみたいです。本文のプロローグによると、いつ子さんが伸行くんの音楽の才能に気づいたのは、生後8ヶ月のまだ赤ちゃんの頃だったとか…。

当時、毎日聴かせていたショパンの「英雄ポロネーズ」のCDが傷ついてしまい、同じ曲の入った別のCDを聴かせたところ、なぜか機嫌が悪かったそうです。

「同じ曲なのに何で前のようにご機嫌にならないのだろう」と疑問に思ったいつ子さんは、ハッと気づきました。「もしかしてピアニストがブーニンではないのが気に入らないのかな」と。そこで、再度前と同じCDを買ってきて聴かせてみると、以前のように両足をバタバタさせてリズムをとる伸行くんが戻っていたそうです。

まだハイハイはおろか寝返りすら満足に打てない幼児が、ピアニストの違いを聴き分けているという事実を知ったいつ子さんは、我が子に宿る音楽の才能に気づいたのです。そして、その才能を伸ばすため、最大限のサポートをしていったのです。視覚がないなら、それに代わって音楽の世界を感じてほしい、と。

こうしてみると、世界的に有名なあるアーティストも同じような形で、その才能を発掘されているようです。こちらをお読みになってみてください。

さてさて、自分自信に置き換えてみると、どれだけ我が子の才能に気づいてやってあげているのでしょうか?

ん〜…どうでしょ〜…。

正直、今はまだ全くわかりません。でも、とにかく、我が子に思いっきりの愛情を注いで、温かく見守っていこうと思います。そうした中で、何かを気づいてやることができればいいなぁ、と思っています。